ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2013.1.24 11:54皇統問題

『天皇皇后両陛下の悲願は…』の感想から

小林よしのりライジングVol.23
今回もたくさんのコメント
をいただいております!

特に今回はゴーマニズム宣言
『天皇皇后両陛下の悲願は
「女性宮家創設である!」』

への反響がスゴイ!

時々このブログでも紹介している
na85さんの感想、今週も
よしりん先生が感心しきりですので、
また載っけちゃいます!


今回のゴー宣では、よしりん師範から
本物の尊皇心とはこういうものだと教えていただきました。
それは皇室・皇統が大事だとする
凡百の観念的尊皇論よりも遙かに強く尊い、
今上陛下と皇后陛下への迸るような恋闕の心だと感じました。

 今、国民のほとんどの階層において
公心より私心を優先する空気が蔓延しているように見えます。
輸出企業の関係者はTPP参加と円安誘導を求め、
経営者や富裕層は法人減税を求め、
ネトウヨをはじめとする貧困層はアベノミクスによる景気浮揚を求め、
高齢者はインフレになっても耐えられる年金支給の保証を求めています。
これはグローバル経済への過度の適応を続けてきた
日本の政治・経済・社会状況からの自己防衛という直接的理由
ばかりでなく、国の「中心」にして国民統合の象徴である
天皇と皇室の将来に重大な危機が迫っている事が
「周り」の民に「自己統治」できなくさせているようにも感じます。


 聖徳太子の定めた十七条憲法は制定以前の
国の歴史から抽出されたエッセンスを纏めたものであり、
以後の日本にもその精神が生き続けているものですが、
その中で最も重要な条文だと思われるのは
「私を背きて公に向くは、これ臣の道なり」でしょう。

日本国総理「大臣」安倍晋三は自分の権力基盤である
自称保守やネトウヨの支持を繋ぎとめたいという「私心」から、
至高の「公的」案件である女性宮家創設
(現代における皇統存続の唯一の方策)を潰しました。
常に民を思い祈っておられる「公の存在」である
天皇陛下の御意思より上位の公などあろうはずがないと
普通の感性を持った日本人なら解りそうなものですが、
オレ様の意見の方が正しいとしか考えない
自称保守論客やネトウヨたちの閉鎖的な似非共同体の中で
恭しく担がれた安倍は「私の方針」が
天皇の御意思に優先すると思い上がったのでしょう。
つまり安倍は究極の逆臣だと言えます。

 また親米派を自認しながら自己の普段のマッチョ言動で
米国を怒らせたと感じた安倍は、掲げた公約のうちで実現できるのは
内向きの事と米中韓などの外国様に良い顔ができる事だけだと悟り、
ホシュ派・ネトウヨに向けては女性宮家潰し、
財界に向けては原発再稼働と早期のTPP参加
(アメリカ様への手土産にもなる)で答えるようです。

また憲法改正では、
前文(国柄・国体を謳うべきところを戦勝国への屈服を宣言)や
2条(皇室の家法である典範を国会の議決に委ねる)・
4条(天皇の政治的発言を規制)を変える気など更々なく、
アメリカ様にとって都合の良い9条改正による
自衛隊の米軍への従属強化しかするつもりはないでしょう。
これらの政策は全て、
天皇とその赤子である臣民を不幸に導くものであり、
高齢で病身の天皇皇后両陛下のご心痛を増すばかりとなります。

 こうして見てくると、安倍を担ぎ、
男系血統に固執し、憲法改正を訴え、
TPP参加を要求し(一部は反対しているが腰は座っていない)、
原発再稼働を要求する、現実感も生活感もない自称保守論客や
そこに乗っかるネトウヨたちが元凶だと解ります。

女性宮家創設問題についてのパブコメに応募された道場の
門弟諸氏の意見は、それとは正反対の現実感・生活感を失わない
自分の現場の感覚から語り起こした感動的なものばかりでした。
本当にゴー宣道場という存在は現代の玄洋社か松下村塾か
というくらい貴重な存在だと思います。
よしりん師範の恋闕の心は道場を中心にしてそれぞれの現場から
拡散していくだろうと思えてきます。

 安倍氏のようにコンプレックスから
女性や弱者に対して尊大に振る舞うのがマッチョであり、
よしりん師範のように
「弱者のためにも強者になる」「闘う魂こそが輝く」
と強者に立ち向かうのはヒーローでしょう。時浦師範代、
マル誅シリーズの最高の総括をありがとうございます(敬礼)。
泉美師範の神話理解は実に深いと思います(首肯&爆笑)。
みなぼん編集長の氷かきは見事な公心の発露だと思います(拍手)。


いつもありがとうございます!

さあ、皆さんも
「小林よしのりライジング」
を読んで、わが国がいま
どんな状況にあるのか
見つめ直してみませんか?

トッキー

次回の開催予定

第117回

第117回 令和6年 5/25 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

INFORMATIONお知らせ